phpをGDBでデバッグするのが便利です。
利用方法を紹介します。
PHPのインストール
- PHPをGDBでデバッグする前に、PHPの開発バージョンをインストールする必要があります。
- 開発バージョンのPHPには、デバッグ用のシンボル情報が含まれています。
GDBのインストール
GDBがインストールされていない場合は、パッケージマネージャーを使用してGDBをインストールします。
PHPの実行ファイルを特定
- PHPの実行ファイルのパスを確認します。
- 通常、
/usr/bin/php
や/usr/local/bin/php
などの場所にインストールされています。
デバッグ対象のPHPスクリプトを作成
デバッグしたいPHPスクリプトを作成または準備します。
GDBでPHPをデバッグ
ターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。
gdb /usr/bin/php
上記のコマンドのパスは、インストールされたPHPの実行ファイルへの正しいパスに置き換えてください。
GDBセッション内でPHPスクリプトを実行
GDBが起動したら、以下のコマンドを使用してPHPスクリプトを実行します。
run デバッグ対象のスクリプト.php
ブレークポイントの設定
デバッグしたいコードの特定の行にブレークポイントを設定することができます。
break ファイル名:行番号
ステップ実行や変数の確認
step
コマンドを使用してステップ実行したり、print
コマンドを使用して変数の値を表示したりすることができます。
デバッグの終了
デバッグが終了したら、GDBセッションを終了します。
まとめ
これらの手順を実行することで、GDBを使用してPHPスクリプトをデバッグできます。デバッグ中には、GDBのコマンドや機能を活用して必要な情報を取得できます。また、GDBのドキュメントやチュートリアルを参照することで、より詳細なデバッグ手法を学ぶことができます。