前回はGo言語のHelloWorldを紹介しました。今回はGo言語の定数、変数、コメントについて説明します。
定数
定数はキーワード「const」で定義します。
定数の場合は型名は省略可能で、多くの場合指定しません。
※定数が値を設定したら、別の値を設定すると、エラーとなる。
const pi = 3.14
下記の様にまとめて定義することもできます。
const (
pi = 3.14
cost = 200*100
)
pi = 3.14
cost = 200*100
)
変数
変数は「var 変数名 型名」の形式で変数を定義します。
var cost int = 100
var cost2 = 200
var cost2 = 200
※初期値により型名が明白な場合は型名を省略することもできます。
var cost int
※初期値を省略すると 0 や空文字列 “” などで初期化されます。
cost := 123
※初期値を指定する場合は、:= を用いると var も省略することができます。
下記の様にまとめて定義することもできます。
var (
cost1 int = 100
cost2 int = 200
cost3 int = 300
)
cost1 int = 100
cost2 int = 200
cost3 int = 300
)
値を変数に代入する場合、以下のようになります。
cost1 = 222
複数の値を同時に代入することもできます。
name, age = “aa”, 30
コメント
コメントはコンパイルの際に無視されます。
// … 形式、または、/* … */ 形式のコメントを書くことができます
// ここはコメントです
/* ここも
コメントです */
/* ここも
コメントです */
行末のセミコロン
行末にはセミコロン(;)を書きますが、ほとんどの場合省略することができます。セミコロンを書くことで複数の文を1行に記述することができます。
num = 123; str = "ABC";