今回はGoの算術演算子、比較演算子、論理演算子について説明します。
算術演算子
算術演算子は数値に対して使用します。よく使うのは四則演算子と剰余です。
コードで確認しましょう。
package main
import “fmt”
func main() {
v1,v2,v3 := 2,3,10
fmt.Println(v1 + v2)
fmt.Println(v1 – v2)
fmt.Println(v1 * v2)
fmt.Println(v3 / v2)
fmt.Println(v2 % v1)
}
import “fmt”
func main() {
v1,v2,v3 := 2,3,10
fmt.Println(v1 + v2)
fmt.Println(v1 – v2)
fmt.Println(v1 * v2)
fmt.Println(v3 / v2)
fmt.Println(v2 % v1)
}
結果:
+ 和 2 + 3 -> 5 - 差 2 - 3 -> -1 * 積 2 * 3 -> 6 / 商 10 / 3 -> 3 ※ 整数の割り算では余りを切り捨て % 剰余 3 % 2 -> 1
比較演算子
比較演算子では 2 つの値を比較し、大きいか小さいか、等しいか等しくないか、などの評価を行います。
評価の結果はbool型を返す。ここでは比較演算子の使い方について解説します。
大小および等しいかどうかの比較
大きさを比較する比較演算子は < 、 <= 、 > 、 >= の 4 つが用意されています。
< 左辺は右辺よりより小さい > 左辺は右辺より大きい <= 左辺は右辺と等しいかより小さい >= 左辺は右辺と等しいかより大きい
等しいかどうかの比較演算子は == 、 != の二つが用意されています。
== 左辺と右辺は等しい != 左辺と右辺は等しくない
論理演算子
Go では利用できる論理演算子として &&、 || 、 ! の3つが用意されてます。
ここでは論理演算子の使い方について解説します。
コードで確認しましょう。
package main
import “fmt”
func main() {
fmt.Println(true && true)
fmt.Println(true && false)
fmt.Println(true || false)
fmt.Println(false || false)
fmt.Println(!false)
fmt.Println(!true)
}
import “fmt”
func main() {
fmt.Println(true && true)
fmt.Println(true && false)
fmt.Println(true || false)
fmt.Println(false || false)
fmt.Println(!false)
fmt.Println(!true)
}
結果:
true
false
true
false
true
false
false
true
false
true
false
結果から見ると、以下の結論が出ました。
&& | and条件 | a && b | aとbが共に真の場合「真」 |
|| | or条件 | a || b | aまたはbが真の場合「真」 |
! | 否定 | !a | aが偽の場合「真」 |